てぃーだブログ › ガンガラー日記 › 新着情報 › 植物・生き物 › スタッフの独り言 › サシバの矢羽模様

2019年01月28日

サシバの矢羽模様

こんにちは。今日も晴れて暖かくなりそうですね。

晴れの日、森の中ではウグイスやメジロなど小鳥が餌を探してチュンチュン鳴いています。

時折、少し離れた所から

「ピックルルル~」

甲高い、ホイッスルのような鳴き声が聞こえることがあります。

これは、サシバの鳴き声です。

サシバの矢羽模様

(ガンガラーの谷駐車場にて撮影)


カエルや昆虫などを食べる小型のタカです。

秋から冬にかけて日本列島から沖縄を通って、東南アジアへ数万羽が渡るそうで、その一部が沖縄に残るみたいです。

漢字で書くと「差し羽」で、喉元の模様が弓矢の羽根を差しているように見えるからだそうです。

では比べてみましょう。

サシバの矢羽模様

(弓矢弓具専門の弓矢さんより引用http://www.miyakyu.jp/item/S12/

サシバの矢羽模様


サシバの矢羽模様

確かに、矢羽見えますね。実際に弓矢の羽根にはワシやタカの羽根も使われていたそうですし、矢羽模様はその美しさから着物や建築物に取り入れられているそうです。

サシバの矢羽模様
(和の素敵より引用https://wanosuteki.jp/post_10636

昔から日本に馴染み深い鳥なんですね。鳴き声が聞こえたら、空を見上げて、その姿を探してみてください。

参考ページ
宮古島キッズネット
http://miyakojima-kids.net/ID-sashiba.html
宮崎学 森の動物日記
https://fireside-essay.jp/miyazaki/bird/535.html


スタッフ 中村

サシバの矢羽模様



同じカテゴリー(新着情報)の記事

Posted by ガンガラースタッフ at 19:07 │新着情報植物・生き物スタッフの独り言