ガンガラー日記

  

EPO　
AQUA NOME OKINAWA GANGALA vol.3
2018.4.21（土）
ガンガラーの谷ケイブカフェ
開場：18:00 開演：18:30
前売：4000円当日：4500円
　　 (整理番号付／別途１ドリンク500円）
SHOP eponicaで予約受付中

3年目を迎える「EPO AQUA NOME GANGALA」
更にパワーアップして谷に戻ってきます。
　　
参加メンバーは前回同様
ベースにドン久保田。
ギター＆パーカッションに宮田まことのトロピカリズムのおふたり。
ギター＆マンドリン＋ヴォーカルに伊集タツヤ。
京都からパーカッションの渡辺亮。
北海道から馬頭琴、喉歌の嵯峨治彦。
これもまた恒例になった
ヴォイスワークショップ参加者による声のサポーターのみなさん。

これらすべての音が
太古の記憶を今もなおとどめるガンガラーの谷ケイブカフェに
響き合います。
「ここでしか聴けない歌がある。ここでしか聴こえない音がある」
ぜひ一度体験を！




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ガンガラーの谷ツアーの解散場所は
向かい側にある観光施設「おきなわワールド」内（無料エリア）。
そこで今、宝石のような色をしたヒスイカズラをみることができます。


みなさんが見上げているガジュマルの木につるが巻きついています。



おきなわワールドには熱帯フルーツ園（有料）もあり、
季節ごとの珍しい花や果実を間近に見ることができます。
興味あるかたは、ぜひこちらも立ち寄ってみてくださいね。

おきなわワールド
http://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/


さて、沖縄はいいお天気の日が続いています。
日中は気温２３℃くらいまであがり、
風もほどよくあるため、気持ちのいい毎日です。
ガンガラーの谷にお越しになるお客様は
薄手の長袖にシャツを羽織っている方が多いですよ。
半袖の方もいますが、風がふくと木陰などひんやりする場所もあるため、
さっと羽織れる長袖シャツはまだまだ活躍する沖縄です。

お待ちしています

～ガンガラーの谷　漢那～
  

こんにちは。
休みの日は家か図書館、インドア派男子の中村です。

最近、北海道・礼文島で見つかった4000年前の縄文人の顔が、DNA情報から復元されたそうです。

歯から検出されたDNA情報で瞳が茶色だったことまでわかるんですって！

東京・上野の国立科学博物館で現在展示されているそうです。

参考：https://mainichi.jp/articles/20180313/ddm/012/040/049000c

そんな国立科学博物館にて、沖縄の旧石器時代が熱い！という企画展が
4月20日から始まります。


縄文時代よりも前の旧石器時代(1万2千年以上前)は電気はおろか、農業も始まっておらずお米もありません。

そんな時代に沖縄の方はどんな生活をしていたのか？
近年の発掘調査で少しずつ明らかになっています。

ガンガラーの谷の洞窟でも発掘調査が行われています。
入口のケイブカフェ（別名：サキタリ洞遺跡）からは

世界最古の貝製の釣り針（2万3000年前）
モクズカニのツメ・ウナギ・ブダイの骨(2万年以上前)

など旧石器時代の生活痕が次々と見つかっています。

モクズガニは上海ガニで、旬の秋に焼いて食べていたみたいですから、なかなかグルメだったんですね。

釣り針という発明は現代まで受け継がれていますし、
ガンガラーの谷内を流れる雄樋川では、つい最近まで地元の方がモクズガニを採って食べていたそうです。

昔の方が築いた技術や知識が受け継がれて、

今の生活があると思うと

…なんだかありがたいですね。

企画展ではケイブカフェで見つかった世界最古の釣り針や石垣島で見つかった日本最古の全身人骨も展示されるそうです。

「沖縄の旧石器時代が熱い！」皆様も是非足をお運びください。
もちろん、ガンガラーの谷でもお待ちしております。

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沖縄の旧石器時代が熱い！

【開催期間】　2018年4月20日（金）～6月17日（日）
【開催場所】　国立科学博物館（東京・上野公園）日本館1階　企画展示室
【開館時間】　午前9時～午後5時
（金・土曜日及び4月29日（日）・30日（月）、5月3日（木）は午後8時まで、5月1日（火）・2日（水）・6日（日）は午後6時まで）
※入館は各閉館時刻の30分前まで
休館日毎週月曜日（4月30日（月）、6月11日（月）は開館）
【入館料】　常設展示入館料のみでご覧いただけます。
一般・大学生：620円（団体500円）
高校生以下および65歳以上：無料
【主催】　国立科学博物館
【学術協力】　沖縄県立博物館・美術館、沖縄県立埋蔵文化財センター
【協力】　株式会社南都（おきなわワールド・ガンガラーの谷）、八重瀬町・うるま市・宮古島市各教育委員会、NHK
URL: https://www.kahaku.go.jp/event/2018/04okinawa/
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ガンガラーの谷
中村　勇斗
  

こんにちは。
発掘質問BOX、沢山のご投稿ありがとうございます。
順番に、ブログでお応えしていきますね！




いいですね～、
発掘している方へ興味をもっていただいてありがとうございます。
みなと＆みさとママさんのご質問、
研究者の方からお返事とどきましたよ

まず、お一人目。
「調査に集中しています！」
とかっこよく研究者魂でこたえてくれたのは、
沖縄県立博物館・美術館　山崎氏。
「何かでてきたときにすぐに気づかないといけませんからね！」
と考えるというよりかは、掘っている土の様子を観察している、
とのことです。

確かに、常に真剣な表情で土を見つめている山崎さんの姿、
調査期間中はよく見かけます

そして、お二人目。
掘っている時の心の声を届けてくれたのは
国立科学博物館　藤田氏。
みなさん、ここからは少し長いですが、
藤田氏の心の声、お楽しみください。
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実は、割と無邪気に何が出てくるか楽しんでいます。

「お、カニが出た」
「お、カニだ」
「ん、またカニだ」
「むむ！…ああ、カタツムリか」
「何だ、またカニか」
「また、カニだ」
「また、カニだ」
「はいカタツムリー」
「はいカタツムリー」
「もう、一瞬でカタツムリとカニ見分けるスキル身についちゃったよ」
「このスキル、いらねー（笑）」
「ハイ、カニー」
「またカニー」
「はい、カタツムリー」
「はい、カニー」

（以下カニとかカタツムリ省略）

「あー疲れた」
「お、カエルだ」
「あー肩こった」
「お、ネズミだ」
「あー腰いたい」
「うー膝いたい」

（以下、「疲れた」系の思考省略）

「それにしてもカニばっかりだなー」
「これって、やっぱヒトが食べたのかなあ…」
「それとも、山火事になったら川が温まって天然の茹でガニができたりするんだろうか…」
「いやいや、ないない…」
「…」
「…でも、ないって言えるかな…」
「絶対ないって、言えるかな…」
「…」
「…いや、ないね」
「ないよ、ないない」
「んー、でも、じゃあ、ヒトが食べてることになるか？」
「…いやいやいやいや、旧石器人カニとか食わねえだろ…」
「…でも、やっぱ食べるかな…？」
「いやいや、食うならシカとかイノシシだって…」
「だって、絶対、そっちの方がうまいもん」
「…」
「…」
「…いや、やっぱカニもうまいな…」
「…」
「…」
「ていうか、むしろカニのほうがうまいか？」
「自分だったら、カニ食べたいなあ…」
「…」
「…やっぱ旧石器人もカニ食うかな…」
「…」
「…」
「…だってうまいもんな…」
「…」
「…」
「…こんなにカニ出るんだもんな…、やっぱ食ってるよな」
「…」
「…」
「…いや、待てよ…でもイノシシまったく食べないってあり得なくない？」
「…」
「…」
「むむ、イノシシだ！」
「あれー、やっぱりヒトが食べてるのかな…」
「こんなカニばっかり？」
「いやいや、ないだろー。どんだけカニ好きかっつー話だよ…」
「ギャラリーフェイクのフジタレイジだってこんなにカニ食わねーよ」
「…でも、すっげーカニ好き、ありうるのかな…」
「カニうまいもんなー」
「…」
「…」
「ああ、まだカニでるな」
「やっぱりカニばっかりだな…」
「やっぱコレ、相当カニ好きな旧石器人なのかな…」
「…」
「…」
「お、カエルだ」
（この後、カエルについても食べたか食べてないか悩む）
「…」
「…」
「お、トカゲだ」
（この後、トカゲについても悩む）
「…」
「…」
「お、ヘビだ」（ヘビについても悩む）
「お、ネズミだ」（ネズミについても悩む）
「おお、鳥だ！鳥だ！」（鳥好きなので、ちょっと興奮する）
「…」
「…」
「すごい！海の貝だ！」
「海の貝とか、ぜったいヒトが持ってきて食べてるだろー」（←実際には、道具の材料としていたらしいと後でわかりました）
「何これ、ムール貝っぽくね？グルメじゃね？旧石器人グルメじゃね？」（←実際にはクジャクガイという別の貝でした）
「ヤッベ、ヒトの骨じゃん！ヤバいよ！」（←興奮して、かなりあせっている）
「やっぱヒトいるじゃん、どうすんだよ、コレ！ヤバいよ！こんなの見つけちゃってどうすんだよ！」（←人骨の発見が目標だったのに、あわてすぎて自分を見失っている）
「…」
「…」
「…」
「何コレ…貝の道具？ビーズ？うん？ピアス？何コレ？？？でもヒトが加工したことは間違いないよな、大発見っぽいな」（←釣り針でした、すぐ気づけよ！）

…とか、もう、かれこれ８年間ほど、ずっとそんな感じです。
大のオトナが、こんな楽しく仕事しててすいません。
でも、狭い発掘区にしゃがみこんで、同じ姿勢で発掘しているので、かなり疲れます。
しゃがみ込んで手首しか動かしてないハズなのに、不思議なほど疲れます。
でも、それ以上にものすごく楽しんでます。

以上、藤田氏より
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ちょっとちょっと、藤田さん、笑っちゃったじゃないですか。
ご質問してくれた東京都のみなと＆みさとママさん、
ありがとうございます！

～ガンガラーの谷　漢那～

  

ケイブカフェに再び”SPECIAL OTHERS　ACOSTIC”がやってきます！
ケイブカフェでのライブは今回で2回目。
3年半ぶりのニューアルバム「Telepathy」を携えてのワンマンライブ。

すでに先行販売申込が始まっています（3月14日迄）。
一般発売は4月21日より開始です。
ぜひ、チェックしてみてくださいね！



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SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
2nd ALBUM『Telepathy』 Release Tour 2018

【公演日】
2018年6月30日(土)

【会場】
ガンガラーの谷ケイブカフェ

【時間】
OPEN18:00/START18:30

【Info】
PM AGENCY　 098-898-1331

【チケット】
4月21日(土)発売　前売￥4,320(税込)

＜先行情報＞
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC 2nd ALBUM『Telepathy』 Release Tour 2018
「SPECIAL OTHERS App」チケット先行販売案内
■受付期間：3月8日(木)12時〜3月14日(水)23時59分
※申込み多数の場合は抽選となります。

■枚数制限：１回のお申込みで4枚まで。複数公演の申込可。

■受付方法：SPECIAL OTHERS Appにログインし、お申し込みください。
※チケットのお申込みはイープラスのシステムを利用します。
抽選結果確認期間3月16日(金)13時～
当選時の支払い期間3月16日(金)13時〜3月18日(日)21時

詳細はコチラhttp://spe-app.com/

SPECIAL OTHERS ACOUSTIC 公式ホームページ
http://www.specialothers.com/index.php
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昨日のガンガラーの谷は、大雨でした。


ドラマの雨シーンのようなホースで降らせたような雨で、谷内の土や植物は水をたくさん吸いました。


今日の天気は、晴れ。それもポッカポカの夏のような陽気です。


そんな日の朝は、土が吸い込んだ水が蒸発し、霧が立ち込めます。


今朝のガンガラーの谷の様子です。



霧を突き抜けて光が谷に差し込んでいます。




※ＣＧなし・スマホ撮影


この光の下に立っていると、何か特別な力を手に入れた気分になります。


これからの梅雨の時期にも度々現れる現象です。


湿気が多い時期にお越しの方は、この景色が生で見られるかもしれません。



★スタッフ　北川★